独仏鉄道大手が事業統合へ 世界2位に、欧州メディア 

 【ロンドン共同】欧州メディアは26日、ドイツの鉄道車両大手シーメンスと、フランスの同業大手アルストムが事業統合の本格的な交渉に入る方針だと報じた。統合が実現すれば、世界2位の鉄道車両メーカーが誕生する。最大手である中国の中国中車に対抗するのが狙い。規制当局の承認が得られるかが焦点だ。

 シーメンスはカナダのボンバルディアとも事業統合を協議してきたが、最終的にアルストムを選んだもようだ。アルストムの大株主であるフランス政府も統合を容認したという。

 シーメンスとアルストムは高速鉄道に強みを持ち、シーメンスは信号分野のシェアも高い。


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