私立大授業料、86万8千円 4年連続増、文科省調査 

 2015年度に入学した私立大学生が支払った授業料の平均額は86万8447円で、前年度から0・5%増えたことが26日、文部科学省の調査で分かった。授業料増は4年連続となった。

 調査は全国の578校を対象に実施した。入学金は1・9%減の25万6069円、施設整備費は0・9%減の18万4446円で、実験実習料などを合わせて入学初年度に支払う合計額は143万8571円となり、0・2%増えた。

 学部別で、授業料が最も高かったのは歯学部で316万7038円。次いで医学部が273万206円、薬学部が143万8215円だった。


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