藤井四段が2敗目 15歳初戦は白星飾れず 

上州YAMADAチャレンジ杯で、ベスト4進出を懸けた対局に臨む藤井聡太四段=21日午後、東京都渋谷区の将棋会館

 将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)は21日、東京都渋谷区の将棋会館で指された上州YAMADAチャレンジ杯準々決勝で三枚堂達也四段(24)に敗れ、4強入りを逃した。19日に15歳の誕生日を迎え、最初の対局を勝利で飾れず、公式戦通算2敗目(31勝)を喫した。

 対局は藤井四段の後手番。戦型は、藤井四段が得意とする「角換わり」に。終盤、激しく競り合ったが、最後は三枚堂四段の正確な指し回しに屈し、219手までで投了を告げた。

 同チャレンジ杯は持ち時間各20分の早指し棋戦。三枚堂四段は、2013年プロ入り。攻めの鋭さに定評がある。


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