トルコ沖でM6・7の地震 隣国ギリシャで2人死亡 

21日、トルコ南西部ボドルム沖で起きた地震後、隣国のギリシャ・コス島にあるバーの外に立つ人々(AP=共同)

 【イスタンブール共同】米地質調査所(USGS)によると、トルコ南西部ボドルム沖のエーゲ海で21日午前1時31分(日本時間同7時31分)ごろ、マグニチュード(M)6・7の地震があった。AP通信によると、隣国のギリシャの当局者は東部コス島で少なくとも2人が死亡し、100人以上が負傷したと述べた。

 震源地周辺はエーゲ海の観光スポットとして知られている。トルコ、ギリシャ両国の防災当局が被害状況を調べている。コス島などで建物が損壊するなどの被害が出ている。

 DPA通信は、当局が津波の恐れがあるとして海岸からの避難を呼び掛けたと報じた。


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