2017年7月21日 11:18 | 無料公開
実証実験でJR東京駅に設置された、エスカレーターで歩かず手すりにつかまるよう呼び掛けるデジタルサイネージ=21日午前
全国の鉄道事業者や商業施設運営会社などが21日、エスカレーター利用時の事故をなくそうと、歩かず手すりにつかまるよう呼び掛けるキャンペーンを始めた。8月31日まで。
駅などではエスカレーターの片側を空けて急ぐ人を通すことが習慣になっているが、他の人との衝突や転倒につながる危険性がある。
期間中、駅構内などには日本語のほか、英語、中国語、韓国語で「みんなで手すりにつかまろう」と書いたポスターを掲示する。
東京消防庁によると、都内では2015年、エスカレーターに関する事故で1416人が救急搬送され、約7割が転倒だった。