野中広務・元官房長官が死去 自自公連立に尽力 

死去した野中広務氏

 官房長官や自民党幹事長などを歴任した元衆院議員の野中広務(のなか・ひろむ)氏が26日午後、京都市内の病院で死去した。92歳だった。京都府出身。

 1998年7月に発足した小渕内閣で官房長官を務め自民、自由両党による連立政権の樹立に尽力。公明党の要望を受け地域振興券を実現するなど、99年の自自公連立政権樹立へ道筋を付け「影の首相」とも呼ばれた。


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