2017年11月25日 01:37 | 無料公開
エジプト・シナイ半島の現場
【カイロ共同】エジプト北東部シナイ半島で24日、武装集団が爆弾と銃でモスク(イスラム教礼拝所)を襲撃し、国営テレビによると235人が死亡、100人以上が負傷した。エジプト政府はテロと断定した。このモスクには過激派組織「イスラム国」(IS)が異端視するイスラム教神秘主義スーフィズムの信奉者が訪れるという。犯行声明は確認されていないが、ISによるテロの可能性がある。
シナイ半島ではISや傘下組織と治安当局との戦闘も続いている。エジプトでのイスラム武装勢力による襲撃としては過去最悪規模の被害と報じられている。