遺体を取り違え司法解剖 確認不十分、兵庫県警 

 兵庫県警川西署は22日、バイクで自損事故を起こし、その後死亡し司法解剖予定だった男性(74)と、自宅で死亡し検視だけの予定だった男性(85)を取り違え、検視予定の男性を司法解剖するミスがあったと明らかにした。遺体の確認が不十分だったという。

 同署によると、解剖予定の男性は18日、兵庫県川西市内で事故を起こして死亡後、同署の霊安室の冷蔵庫で保管されていた。検視予定の男性は21日、自宅で死亡しているのが見つかり、霊安室の台上に袋に入れられた状態で置かれていた。

 交通課員4人が22日、台上の遺体を勘違いして医療機関に移動。その後、刑事課員が気付き発覚した。


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