強盗致傷は自作自演か、富山 射水市の書店従業員 

男性が倒れていた、書店が入る建物付近を調べる富山県警の捜査員=21日午前9時59分、富山県射水市

 21日午前7時半ごろ、富山県射水市橋下条の書店「文苑堂書店小杉店」で、従業員の男性が胸から血を流して倒れているのを出勤した別の従業員が見つけ119番した。男性は軽傷で、県警は当初、強盗致傷事件とみて捜査を始めたが、その後虚偽事案の可能性が高いと発表。自作自演の疑いがあるとみて、男性から事情を聴いている。

 射水署によると、男性は30代で、胸などに刺されたような傷があり、床に凶器とみられる刃物が落ちていた。店の営業時間は午前9時から午前0時までだった。

 現場はあいの風とやま鉄道小杉駅から南に約900メートルで、住宅や店舗が立ち並ぶ地域。


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