2017年8月18日 08:26 | 無料公開
コーン米国家経済会議委員長(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】トランプ米政権で経済政策の司令塔を務めるコーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任観測が浮上している。南部バージニア州で白人至上主義団体と反対派が衝突した事件を巡る大統領の対応への不満が要因とみられる。
ホワイトハウス高官は17日、記者団に「コーン氏は委員長の仕事に集中している。(辞任は)100パーセント間違いだ」と否定した。しかし同日のニューヨーク株式市場では、スペインでのテロに加え、トランプ氏の政権運営への懸念も強まり、ダウ工業株30種平均は大幅に下落した。