広島の中3女子死亡、いじめか 自殺の可能性含め調査 

記者会見する市立五日市観音中の大下茂校長=4日夜、広島市佐伯区

 広島市佐伯区の市立五日市観音中は4日、3年生の女子生徒が7月に死亡し、周囲から悪口やからかいがあったことを確認したとして、いじめによる自殺の可能性を含めて原因を調査すると発表した。両親は「いじめが原因」と訴えている。

 学校側による調査の結果、悪口などは7件あり、主に授業中だったという。広島県警も経緯を調べる。

 関係者によると、7月24日朝、生徒が学校の駐車場で倒れているのを職員が発見。搬送先の病院で死亡が確認された。校舎4階の廊下でかばんなどが見つかった。

 大下茂校長は会見し「痛恨の極みで申し訳ない。遺族の意向に沿って問題の把握に努めたい」と謝罪した。


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