「上司残業でも帰る」新人が急増 長時間労働に不安? 

 日本生産性本部などは26日、今春の新入社員を対象に実施したアンケートで「職場の上司や同僚が残業していても、自分の仕事が終わったら帰る」との問いに肯定的な回答をした人は48・7%となり、前年度比で9・9ポイント上昇したと発表した。

 調査担当者は「ブラック企業問題を受け、長時間労働への不安感がある」と分析。一方で「同僚や上司と勤務時間以外は付き合いたくない」に肯定的な回答も30・8%と10・1ポイント上昇しており「空前の売り手市場を背景に、私生活を充実させたい傾向もあるのではないか」としている。


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