2017年5月25日 17:39 | 無料公開
囲碁ソフト「アルファ碁」との第2戦に臨む中国人棋士、柯潔九段(左)=25日、中国浙江省烏鎮(共同)
【烏鎮共同】米グーグル傘下の人工知能(AI)開発ベンチャー「ディープマインド」(英国)の囲碁ソフト「アルファ碁」は25日、中国浙江省烏鎮で行われた「世界最強」とされる中国人棋士、柯潔九段(19)との3番勝負の第2戦も勝利し、勝ち越しを決めた。
将棋やチェスなどではソフトの実力が既に人間を上回っていた。対局パターンが最も複雑とされる囲碁でもソフトが勝利し、知的なボードゲームを制覇した。AIの著しい進化が証明された。AIは金融情報サービスなどで活用事例が増えており、医療などの分野で応用の拡大が期待されている。