北朝鮮が弾道ミサイル発射 50キロ飛行、内陸部落下 

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

 北朝鮮は日本時間の29日午前5時半ごろ、内陸部の平安南道北倉付近から北東方向に弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によると、ミサイルは約50キロ飛行し、北朝鮮内陸部に落下した。韓国軍合同参謀本部は失敗との見方を示した。米メディアは政府当局者らの話として、新型の中距離「KN17」とみられると報じた。日本政府は北朝鮮に厳重抗議した。

 北朝鮮は軍事、経済、外交の全方位で圧力を強めるトランプ米政権への対決姿勢を示した。

 日本国内ではミサイル発射情報を受け、東京メトロが安全確認のため約10分間、全線で運転を見合わせたほか、北陸新幹線も一部区間で運転を見合わせた。


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