選抜決勝は履正社―大阪桐蔭 史上初の大阪決戦 

履正社―報徳学園 9回表履正社1死満塁、若林が右前に適時打を放つ。捕手篠原=甲子園

 第89回選抜高校野球大会第11日は30日、甲子園球場で準決勝2試合が行われ、履正社(大阪)と大阪桐蔭が決勝に勝ち進んだ。大阪勢2校で優勝を争うのは史上初めて。履正社が勝てば春夏通じて初優勝、大阪桐蔭は春夏連覇した2012年以来2度目の頂点を目指す。

 履正社は報徳学園(兵庫)に6―4で逆転勝ちし、3年ぶりの決勝進出。1点を追う九回に若林の適時打で勝ち越し。さらに失策で2点を加え、竹田が反撃を1点に抑えた。

 大阪桐蔭は秀岳館(熊本)を2―1で下して、5年ぶりに決勝に進んだ。八回に適時二塁打で加点。徳山が八回の1点に防いで逃げ切った。大阪桐蔭は春通算20勝目。


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