2017年3月29日 07:11 | 無料公開
【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は下落し、午後5時現在は前日比49銭円安ドル高の1ドル=111円10~20銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・0809~19ドル、120円15~25銭だった。 米国の株高で、リスクを取る姿勢を強めた投資家が相対的に安全な通貨とされる円を売った。米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長がテレビのインタビューで、年内あと2回程度の利上げは「妥当な線だ」と述べたことも、ドルを買って円を売る流れを後押しした。 朝方は1ドル=110円台前半で取引されたが、次第に円安の勢いが増した。