パラ理解へ子ども向け教材配布へ IPC公認、2万校に 

国際パラリンピック委員会(IPC)公認教材を発表し、記念撮影するクレーブン会長(前列中央)ら=21日午後、東京都港区

 日本財団パラリンピックサポートセンターと国際パラリンピック委員会(IPC)関連団体の「アギトス財団」は21日、東京都内で記者会見し、障害者スポーツや共生社会への理解を深めるために開発した子ども向け教材を発表した。2020年東京大会に向け、日本語版を4月下旬から全国の小学校約2万校に配布する。

 IPC公認の教材は「アイム ポッシブル(私はできる)」と題され、世界中で活用できるように英語版も制作された。記者会見に出席したIPCのクレーブン会長は「世界中の子どもたちにパラリンピックムーブメントを教えていく教育プログラムとなる」と期待を示した。


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