知識共有のための啓もう書 人間の東京湾への働きかけの歴史 『江戸前の海の物語-魚類学者が語る東京湾の歴史と未来』河野博著 【故郷の本たちへ河野良恒】(106)

 東京海洋大学名誉教授、河野博氏の『江戸前の海の物語-魚類学者が語る東京湾の歴史と未来』(原書房、2022年)は、水生生物調査に長年携わってきた著者が東京湾の歴史を振り返り、「江戸前でおきている事がらを科学的に解明し、それを関心ある人たちと共有する」ため書かれた一般市民向けの啓もう書だ。

 東京湾を魚類の生活環境 ・・・

【残り 1389文字】



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