「さみしい」「残念」 ナインやファン惜しむ声  井口選手引退へ

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 井口選手の今季限りでの現役引退表明に、千葉ロッテのナインやファンからは惜しむ声が上がった。

 伊東勤監督(54)はこの日、報告を受けたといい「あまりに急で、えっと一瞬思った。さみしい限り」とぽつり。「勝負強く、三拍子そろったいい選手。練習でも手を抜かない。自分に厳しい男を貫いていた」と話した。

 「優しく頼りがいのあるお父さんというイメージ。あれだけの実績を残していても偉そうにしない」とは角中勝也選手会長(30)。「野球を離れた、人としてのことも勉強になった」。井口選手は5月に福島県須賀川市役所を訪れて車いす3台を寄贈するなど、社会貢献活動にも熱心だった。

 チームは現在、最下位。角中会長は「最下位で引退させるわけにはいかない。上を目指すのは当然だが、より一層そういう気持ちになる」と力を込めた。

 最近は代打の切り札的な役割が多い井口選手。ZOZOマリンスタジアムを訪れていた千葉市緑区の40代の女性ファンは「チャンスで井口さんが打席に立った時のファンの声援や期待は他と全然違う」と残念がり、「1打席でも多く打席に立っていってほしい」と願った。