論説

県内高校出身者活躍に期待 2017年のスポーツ展望

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 スポーツ界の2017年は、どのような年になるか展望する。昨夏のリオ五輪の興奮はいまだ冷めやらないが、今年は冬季五輪、サッカーW杯の前年でもあり、注目度の高い大会がめじろ押し。県内に目を向けても、高校野球で東海大市原望洋のセンバツ出場が確実視され、プロバスケットボールBリーグの千葉ジェッツは、優勝争いに絡む勢い。五輪はなくても「熱い年」になるのは間違いない。

 3月には野球の世界一決定戦「WBC」が始まる。今回は大リーガーの参加も多いとされ、最高レベルの試合が見られるのは確実。日本は2大会ぶりの優勝を目指す。

 プロ野球では県内高校、大学出身者の動向が注目される。昨年は土気高校出身の高梨裕稔投手が、日本ハムの日本一に貢献し、パリーグの新人王に輝いた。都立高校出身で、中央学院大で飛躍したヤクルトの秋吉亮投手は日本代表に選出された。

 今季、千葉ロッテに東金高校、東京情報大出身の有吉優樹投手が入団。中日には東総工業高校出身の杉山翔大捕手がいる。いずれも高校時代から光る逸材だったが、大舞台を踏んだ経験はなく、大学や社会人で成長してプロ入りを果たした。彼らの活躍は、大いに高校球児の励みになる。

 千葉ロッテは主砲デスパイネ選手が抜けたが、佐々木千隼投手の入団や、西野勇士投手の先発再転向で、大幅に投手力が向上。日本ハム、ソフトバンクに引けを取らない布陣になる。新外国人野手次第だが、優勝を狙う戦力が整いつつある。

 サッカーのW杯予選は後半戦。昨年、ホームの初戦でよもやの敗戦を喫したが、その後は何とか立て直し、出場圏内の2位に浮上した。しかし、正念場はここからだ。特に中東に遠征する3試合は、アウエーの洗礼を浴びることになる。サウジアラビアとの最終戦までもつれると相当厳しい。

 JリーグはJ1柏の上位進出が期待できる。J2千葉は、再建モードに入った感があるが、外国人監督を迎え、活気あふれる新しいチームに生まれ変わる年になってほしい。

 Bリーグの千葉はプレーオフ進出が見えてきた。観客動員数は1位を独走。果敢に初代王者獲得に挑戦する姿は、さらにファンを増やすだろう。