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ちばの選挙

2018年 千葉県内首長選展望

 2018年は匝瑳市、山武市、君津市など17市町の首長選が任期満了に伴い実施される。衆院選や知事選、千葉市長選といった大型選挙が行われた17年と打って変わり、県内では今年、議員選も含め地方選挙が集中。いずれの候補も法定得票数に届かず再選挙になった市川市長選にも注目が集まる。千葉日報社は支局の取材網から各首長選を展望した。

◆再選挙決まらぬ日程 混迷深まる市川市長選

 昨年11月26日に行われた市川市長選は、新人5人による混戦となった結果、いずれの候補も法定得票数に届かず再選挙となった。だが、選挙の無効を求める異議申し立てで選挙日程は決まらず、市長不在の長期化も懸念される。

 市選管は、再選挙の日程をいったん1月14日と決めたが、異議申し出があったため白紙に。12月8日には市選管が同じ日に開票された市議補選も含め投票用紙の数え直しを行うことを決めた。

 異議申し出に結論が出るまで再選挙は実施できず、不服があれば今度は県に審査を求めることが可能。その採決に不服があれば提訴もできる。そうなった場合、市長の長期不在は現実味を帯び、混迷の度合いは深まる懸念がある。

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