2010年11月29日 11:09 | 有料記事
任期満了に伴う八街市長選は28日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議で農業の北村新司氏(62)が、いずれも無所属新人で、植木業の林政男氏(57)、会社役員の古場正春氏(70)の元市議2人と、自営業の川村卓哉氏(42)を破り初当選した。投票率は38・44%で前回36・53%を上回った。
北村氏は1999年に市議初当選。4期務めた長谷川健一市長の引退表明を受け、「健全財政を堅持」を唱えて、市議3期途中での市長選出馬を決断した。
選挙戦では行財政改革の推進をはじめ、一人暮らしの高齢者訪問制度、中3までの児童医療費助成、八街産野菜ブランド化などを訴え。長谷川市長や市議12人の応援、約80団体の推薦など組織戦を展開し、幅広い支持を集めた。
林氏は国・県との関係強化を示し、「市政刷新」を強調したが届かなかった。「しがら ・・・
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