2018年4月26日 15:37 | 無料公開
25日、米ニューヨークの書店で開かれたサイン会で作品について語る湊かなえさん(共同)
【ニューヨーク共同】米ミステリー界で最も権威のあるエドガー賞の最優秀ペーパーバック・オリジナル賞の候補に代表作「贖罪」が選ばれた人気作家、湊かなえさん(45)が25日、ニューヨークの書店でトークイベントとサイン会を開いた。賞の選考結果は26日夜(日本時間27日午前)に発表される。
2009年に出版された「贖罪」は、静かな田舎町で殺人事件が起き、被害者の少女と一緒にいた4人の少女にやがて降りかかる悲劇の連鎖を描いた長編ミステリー。湊さんは「子どもがコンプレックスを克服する機会を失ったまま成長したら何が起きるかをテーマにした」と話した。