2018年4月26日 16:36 | 無料公開
参院予算委で答弁する安倍首相。左は麻生財務相=26日午後
安倍晋三首相は26日の参院予算委員会で、福田淳一前財務事務次官によるセクハラ疑惑について、財務省の調査で真相解明を図る考えを示した。次官辞任に至ったことは「誠に遺憾。セクハラはあってはならない」と強調した。加計学園の獣医学部新設への関与が指摘される柳瀬唯夫元首相秘書官に関しては、さらなる説明が必要だとの認識を表明した。野党は、一連の不祥事への政府対応に反発し欠席した。
首相は、セクハラ疑惑に絡み「財務省に早急に調査を進めさせ、適切な対応をとらせたい」と説明した。