2018年4月26日 13:11 | 無料公開
沖縄県うるま市で2016年、女性会社員=当時(20)=が殺害された事件から28日で2年となるのを前に、女性の遺族は26日、代理人の弁護士を通じ「今も娘を思いながら手を合わせ供養している日々です。生きていてほしかった」と心境をつづった文書を出した。
事件では元米軍属ケネス・シンザト被告(34)が殺人罪などに問われ、一審で無期懲役の判決を受け、控訴中。女性の父は文書で「悔しいです。私たちが娘にしてやれるのは痛み、苦しみをなくし、成仏させてあげる事です」と悲痛な思いを記した。
遺族は今年3月、日米地位協定に基づき米政府に補償を求める手続きをした。