2018年4月25日 18:17 | 無料公開
【大連共同】中国が遼寧省大連市で建造している初の国産空母は25日までにレーダーを回転させる試験を実施し、外観上ほぼ完成した。取り沙汰されていた海軍創設記念日の23日の試験航行はなかったが、さまざまな動作確認を続け、航行に備えているもようだ。
23日は数隻の小型船が空母をえい航するかのような動きを見せたが、ロープを引っ張ったり緩めたりするだけで空母は停泊したままだった。中国紙、環球時報は船体を傾斜させ、バランスなどを調べる試験だと解説した。
24日も甲板上には多数の作業員の姿があった。汽笛を何度も鳴らしたり、艦橋上部のレーダーを回転させたりした。