東証、午前終値2万2236円 円安を好感、企業決算にも期待

 24日午前の東京株式市場は、円安を好感した買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は反発した。

 午前終値は前日終値比148円49銭高の2万2236円53銭。東証株価指数(TOPIX)は13・49ポイント高の1764・28。

 日米金利差の拡大を背景に、外国為替市場の円相場が一時1ドル=108円台後半に下落したことで、円安によって好業績が期待される自動車などの輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。本格化する上場企業の決算発表にも期待が集まった。

 一方、米長期金利の急上昇が米国経済の安定的な成長の阻害要因になるとの見方も広がった。


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