2018年4月24日 11:39 | 無料公開
海底を自動で動き回って生き物を捕まえるロボット(東京大提供)
海底を自動で動き回って生き物を捕まえるロボットを開発したと、東京大と九州工業大のチームが24日、発表した。従来の人が乗り込む探査船やケーブル付きの遠隔操縦機より手軽に使える利点があり、チームは海底の環境調査に役立てたいとしている。
ロボットは一辺が約1・3メートルの箱形で、水深2千メートルまで潜ることができる。海上の支援船から下ろし、あらかじめプログラムされたコースを自動で航行する。
海底を5秒おきに撮影。色やライトの当たり方で、生き物の可能性がある画像を選んで支援船に送信する。この画像を基に対象を指定すると、ロボットは吸引装置で生き物を捕獲する。