2018年4月23日 13:25 | 無料公開
記念写真に納まる、静岡市が結成した「部活動応援隊」の関係者=23日午前、静岡市役所
公立中学校で部活動に励む子どもたちを、人材を派遣するなどして支えようと、静岡市は23日、地元企業や大学、NPO法人の計45団体でつくる「部活動応援隊」を結成した。教員の長時間労働を防ぎ、効率的な部活動を実施するのが狙い。
市によると、参加団体が競技経験や指導経験がある従業員らを派遣。ほかに生徒の栄養面での講習会開催、部活動用品の提供や移動時の運搬といったサポートも行う。
市は2月、全国に先駆けて中学校の部活動のあり方を定めたガイドラインを策定し、4月から実施している。活動日を週4日とし、教員でなくても単独で指導できる「外部顧問」の配置を柱としている。