IOC、五輪組織委と事務折衝 東京大会に万全準備求める

2020年東京五輪の第8回事務折衝であいさつする大会組織委員会の森喜朗会長。右はIOC調整委員会のコーツ委員長=23日午前、東京都港区(代表撮影)

 2020年東京五輪の準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会などとの第8回事務折衝が23日、東京都内で始まり、IOCのコーツ調整委員長は冒頭で、2月の平昌冬季大会を「非常に大きな成功を収めた」と総括した上で、2年余りに迫った東京大会に向け「皆さんにとってのハードルがもっと高くなったということ」と万全の開催準備を求めた。

 コーツ氏は、17日のバンコクでの夏季五輪国際競技連盟連合総会で東京の準備状況に複数の国際競技連盟から懸念が示されたことを踏まえ、「そういう質問に答える用意ができていなければならない」と手綱を引き締めた。


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