小野寺防衛相と新補佐官が会談 日本周辺の安保環境議論

 【ワシントン共同】小野寺五典防衛相は20日、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と米ワシントンで会談し、北朝鮮問題や中国軍の海洋進出など、日本周辺の安全保障環境について意見交換した。ボルトン氏は今月9日に就任したばかりで、防衛省によると、日本政府の閣僚との会談は初めて。

 小野寺氏は会談後、記者団に「日米で綿密に意見交換しながらやっていくことは一致した」と述べた。

 両氏は北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り、最大限の圧力維持を確認。「完全かつ検証可能で不可逆的な方法」による全ての大量破壊兵器、あらゆる弾道ミサイル計画の放棄が必要との認識を共有した。


  • LINEで送る