2018年4月21日 12:27 | 無料公開
お披露目された「VR防災体験車」=21日午前、東京都渋谷区
東京消防庁は21日、ゴーグル型の端末による360度の立体的な映像で地震や火災、風水害の状況が体感できる「VR(仮想現実)防災体験車」をお披露目するイベントを東京都内で開いた。同庁によると、VRを取り入れた体験車の導入は全国の消防で初めて。
消防技術安全所(東京都渋谷区)でのイベントには小池百合子知事も出席。体験車では、専用ゴーグル内に映し出される災害現場の映像に合わせ、座っているシートも振動。住宅内で大規模地震に遭ったり、激しい雨風で浸水した道路を車で走行したりする様子を疑似体験できる。