日本射程ミサイル含め廃棄で一致 対北朝鮮で日米防衛相

マティス米国防長官(右から2人目)と会談する小野寺防衛相(左端)=20日、米国防総省(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】小野寺五典防衛相は20日昼(日本時間21日未明)、マティス国防長官とワシントン郊外の国防総省で会談し、6月上旬までに見込まれる米朝会談の際の対応を巡り協議した。日本を射程に収める中・短距離を含む全ての弾道ミサイルの廃棄を北朝鮮に要求することで一致。北朝鮮に対する警戒を緩めないとして非核化や弾道ミサイル廃棄を実現するまで「最大限の圧力」を維持する方針も確認した。

 大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、日本の脅威となる中・短距離弾道ミサイルを米朝会談の議題としてほしいとの意向に米が応じた形。


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