2018年4月20日 21:40 | 無料公開
G20財務相・中央銀行総裁会議に出席する麻生財務相=20日、ワシントン(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米ワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は20日(日本時間21日未明)、閉幕した。初日の19日は、保護主義的なトランプ米政権の政策や米中貿易摩擦への懸念が相次ぐ一方、中国の過剰生産が問題の一因とみて是正を促す意見も出た。2日間の討議で、保護主義の広がりに対抗するため関係国が「対話と行動」を続けることを確認、議長国アルゼンチンが総括する。
世界経済の安定成長を目指し、財政・金融を含む政策対応で協調する重要性も共有。共同声明は採択しない。