柔道、斉藤立「手応えあった」 初の国際大会から帰国

柔道のロシア・ジュニア国際大会から帰国し、金メダルを手にポーズをとる斉藤立=20日、成田空港

 柔道五輪王者の故斉藤仁氏の次男で、男子100キロ超級の斉藤立(東京・国士舘高)が20日、優勝したロシア・ジュニア国際大会から成田空港に帰国し「体にしみこんでいる体落としが、ばんばん決まった。手応えがあった」と父から教わった勝負技での勝利に収穫を口にした。

 高校2年で16歳の斉藤は初の国際大会出場。海外勢には、身長190センチ、体重155キロの自身よりも大きな選手がいて「ちょっとびびった」と言う。だが、威力抜群の技で決勝までの4試合をすべて一本勝ち。「柔道をしたら自分が強かった」とにっこり笑った。


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