新生児取り違えで厚労相に要望書 当事者側「検証を」

 順天堂大順天堂医院(東京)で約50年前に赤ちゃんの取り違えが起きたとされる問題で、当事者側が「取り違えの発生原因を検証し、その上で講じた対処方法を明らかにしてほしい」との要望書を厚生労働相や日本医師会長に出したことが19日、分かった。

 この問題を報道した週刊新潮が明らかにした。同誌編集部が18日、代理で送付したという。

 差出人は「順天堂医院にて取り違えられた私とその家族」。「心からの謝罪と、二度とこのようなことがないよう医学界のシステムを万全のものにしてほしい」と訴えた。


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