子ども兵207人解放 南スーダンの武装勢力

 【ダルエスサラーム(タンザニア)共同】国連児童基金(ユニセフ)は18日、内戦状態が続く南スーダンで、武装勢力が207人の子ども兵を解放したと発表した。今後数カ月でさらに約千人が解放される見通しという。

 マシャール前第1副大統領が率いる反政府勢力や既に停戦合意した武装勢力が解放に応じた。207人のうち、95人が少女だった。今後、職業訓練を受け、社会復帰を目指す。

 武装勢力は2月にも300人以上を解放。ユニセフは南スーダンにまだ約1万9千人の子ども兵がいるとして、早期解放を呼び掛け「子どもが武器を持ち、戦うことがあってはならない」と訴えている。


  • LINEで送る