厚労省、小児がん患者を長期支援 全国に連携病院設置へ

 厚生労働省は18日、小児がん患者を長期にわたって支援するため、国内15カ所にある小児がん拠点病院と協力する連携病院を新たに全国に設置する方針を決めた。

 小児がんは治療後、成人になってから合併症などが出ることが多く、就学や就労、結婚など年代によって特有の情報提供や相談体制が求められる。しかし退院後に相談できる病院が少ないことが課題となっていた。

 同省は全国に100カ所程度の拠点病院を設置することを想定しており、各拠点病院が地域ごとに指定要件に従って2018年度中に選定する。


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