2018年4月18日 18:38 | 無料公開
日本国際賞を受賞した旭化成の吉野彰名誉フェロー=18日午後、東京都千代田区
科学技術の進歩に寄与した研究者を表彰する日本国際賞の授賞式が18日、東京都内で開かれ、リチウムイオン電池を開発した旭化成の吉野彰名誉フェロー(70)ら3人に賞が贈られた。
小型で大容量な上、充電して繰り返し使えるリチウムイオン電池は、スマートフォンや電気自動車には欠かせない存在。吉野さんは「地球環境問題に対する解決策を見いだしていきたい」と、今後の研究の目標を語った。
生物の体内にある異物を攻撃するリンパ球を発見した米国のマックス・クーパーさん(84)と、オーストラリアのジャック・ミラーさん(87)にも同賞が贈られた。