ピーチ機、インシデント認定 福岡のトラブル、前脚に損傷

前輪のタイヤがパンクして福岡空港の滑走路で動けなくなり、駐機場にけん引されたピーチ・アビエーション機=24日午前10時39分(共同通信社ヘリから)

 福岡空港(福岡市博多区)で関西空港発の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション151便のタイヤがパンクしたトラブルで、国土交通省は24日、機体の前脚に損傷が確認されたことから、事故につながりかねない重大インシデントに当たると判断した。

 運輸安全委員会は、航空事故調査官3人の現地派遣を決定。25日に関係者への聞き取りや機体の調査を実施する。

 国交省福岡空港事務所は、滑走路閉鎖で発着予定だった国内線81便と国際線1便が欠航したと明らかにした。他に計22便が目的地を変更した。


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