みずほ、19年度新卒採用半減へ 3メガバンクが構造改革

 みずほフィナンシャルグループが2019年度の新卒採用数を、18年度の半分の700人程度に減らす見通しであることが24日、分かった。低金利の長期化を背景とした構造改革の一環。三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィナンシャルグループも中核銀行の採用数を減らす方向で、3メガバンクの足並みがそろう。

 みずほは26年度末までにグループ全体の4分の1に当たる約1万9千人の従業員削減計画を既に発表している。次期システムへの移行にめどがついたこともあり、構造改革に本格着手。みずほの18年度の採用数は、持ち株会社と中核のみずほ銀行、みずほ信託銀行で計1365人。


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