北朝鮮核開発で次期米補佐官見解 「時間稼ぎしている」

 【ワシントン共同】米国のラジオ自由アジア電子版は23日、ボルトン次期大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がインタビューで、米朝首脳会談を提案した北朝鮮について「非核化に真剣ではなく(核ミサイル技術向上のための)時間稼ぎをしていると思う」と語ったと報じた。

 ボルトン氏は「北朝鮮が非核化に向けた真剣な話し合いをする用意がないなら、首脳会談は短時間で終わるだろう」と述べ、核放棄を要求した。インタビューはボルトン氏の補佐官起用発表前の19日に実施された。

 北朝鮮への軍事攻撃について「誰も求めていない」とする一方で「北朝鮮に核兵器を持たせるのも誤りだ」と訴えた。


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