NY原油2カ月ぶり高値 65ドル台

 【ニューヨーク共同】23日のニューヨーク原油先物相場は反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが前日比1・58ドル高の1バレル=65・88ドルと、1月下旬以来約2カ月ぶりの高値で取引を終えた。

 サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、石油輸出国機構(OPEC)はロシアなど非加盟国との協調減産を2019年も続ける必要があるとの考えを示したと伝わり、買い注文が広がった。

 トランプ米大統領が、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に強硬派のボルトン元国連大使を充てると発表。イラン核合意破棄への懸念も高まり、相場を押し上げた。


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