2018年3月23日 05:11 | 無料公開
【ジュネーブ共同】世界食糧計画(WFP)などは22日、2017年にアフリカやアジアなど51カ国・地域の約1億2400万人が紛争や干ばつなどによる食料不足で飢餓状態に陥ったとする報告書を発表した。16年は約1億800万人だった。
中東などで深刻化する内戦や紛争、さらに地球温暖化進行に伴う自然災害により「各地で食料不足が容易に解決せず、飢餓に苦しむ人が増えている」と強調した。
報告書によると、紛争を主要因として食料不足が悪化したのは18カ国・地域の約7400万人。