来月にロボット兵器会合 規制巡り討議、8月も

 【ジュネーブ共同】人間の兵士に代わって敵を殺傷する「殺人ロボット兵器」の規制について話し合う国連公式専門家会議の事務局は20日までに、4月と8月にジュネーブで会合を開くと発表した。昨年11月の初会合で2018年以降も議論継続の必要を確認していた。

 殺人ロボット兵器の定義や、人間の関与、技術的な問題、規制の必要性などを協議し、8月の会合で次年度以降も議論を続けるかどうかを決める予定。開催期間は4月9〜13日と8月27〜31日。

 規制に関しては、途上国などに禁止条約制定を求める声がある一方、武器輸出大国の米国やロシアは慎重な立場を崩していない。


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