米軍「必要とされている」 イラク戦争開戦から15年

 【ワシントン共同】イラクで過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を進める米軍主導の有志連合のフォルサム大佐は、イラク戦争開戦から15年となる20日の電話会見で「米軍はイラクで必要とされている」と強調、IS掃討で荒廃したイラクの安定化に向け、治安部隊育成のため米軍駐留の継続を訴えた。

 米国は2003年、フセイン政権の大量破壊兵器保有を理由にイラクに侵攻、後に誤情報と判明し批判を浴びた。米軍は11年12月に撤退を完了したが、その後イラクではISの台頭によりテロが深刻化した。


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