2018年3月20日 19:55 | 無料公開
名古屋市立中で文部科学省の前川喜平前事務次官が授業を行った経緯について、地元の自民党衆院議員が同省に複数回問い合わせていた問題で、河村たかし市長は19日の定例記者会見で、「議員が言わなければ文科省はやらない。(議員による)圧力を超えた指示だ」と批判した。 文科省が市教育委員会に報告するよう求める前に、この議員は同省に問い合わせていたとされ、河村氏は「堂々と出てきて説明したらいい。国会で真相を明らかにしてほしい」と話した。 市によると、前川氏は名古屋市内の中学で2月に講演。文科省が市教委に、授業内容や同氏に授業を依頼した経緯を確認するメールを送っていた。