滋賀・甲賀市元幹部ら書類送検 衆院選不正開票疑い 

 昨年10月の衆院選滋賀4区の小選挙区開票作業で、無効票が不正に水増しされた問題で、滋賀県警は17日までに、公選法違反(投票増減)の疑いで、甲賀市の当時の総務部長(57)ら元幹部4人を書類送検した。

 他の3人は、いずれも当時の総務部次長(56)、総務課長(55)、総務課長補佐(50)。総務部長は選挙管理委員会事務局長を、次長らは選管の書記を兼任し、開票事務を統括していた。

 捜査関係者らによると、昨年10月22日夜~23日未明、甲賀市の開票所で、開票数が投票数よりも少なかったため、未使用の投票用紙を白票として投票箱に入れ、無効票を約400票水増しした疑い。


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