2018年3月16日 15:27 | 無料公開
九州電力玄海原発3号機(左)と4号機=2017年6月、佐賀県玄海町
九州電力は16日、再稼働に向け大詰めを迎えた玄海原発3号機(佐賀県玄海町)に関する作業報告を原子力規制委員会に提出した。22日に原子炉容器内の制御棒の機能検査を終える予定で、問題がなければ23日に再稼働する。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に続き、九電で再稼働する原発は3基目となる。
九電が提出後に公表した作業計画によると、16日以降に非常用予備発電や安全装置などの機能検査を順次実施。22日に原子炉容器内での核分裂を抑える制御棒の検査を終え、翌23日に制御棒を引き抜き再稼働する。
営業運転の再開は4月下旬となる見通し。