東証、午前終値は2万1712円 米株安懸念で反落 

 22日午前の東京株式市場は、前日の米株安を懸念して売りが強まり、日経平均株価(225種)は大幅反落した。下げ幅は一時300円を超えた。

 午前終値は前日終値比258円61銭安の2万1712円20銭。東証株価指数(TOPIX)は16・83ポイント安の1744・78。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が前日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表すると、利上げペース加速の見方が広がり、米国の長期金利は上昇し、株価は下落した。好景気で物価上昇が抑えられてきた「適温経済」が転換するとの見方が出た。東京市場でも投資家の慎重姿勢が強まった。


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